Ⅳ 猫ボランティアの社会的地位向上プロジェクト
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①「TNR(避妊去勢)と耳カット」周知 プロジェクト
「不幸な猫(殺処分をされているのはほとんどが野良猫の子)を増やさないため、避妊去勢手術を施し、今生きているその子一代だけは地域で見守る」それが地域猫活動。
そのための活動として、病院に連れて行く(T 捕まえる)、避妊去勢手術を受けさせる(T)、元にいた場所に放す(R)、これがTNR活動です。
この活動により、 猫が増えることから発生する糞尿被害などもなくなり、地域で起きている野良猫問題も解消します。
しかし、各自治体・保健所がこの活動「地域猫活動」を推奨しているにもかかわらず、地域猫と聞いたことはある人が多くても、その手法であるTNR活動は一般の方にまだまだ知られていません。
そのため、せっかく動いてくれるボランティアさんたちの活動が、地域で理解を得られず、又活動を怪しまれ阻害されることもあるようです。
必死に生きていて警戒している猫を病院に連れて行くことは、たやすいことではありません。ほとんどの場合、罠をしかけなければ捕まりません。大きな捕獲器を持っていると怪しまれることも多いようです。
罠を仕掛ける場所の了解などを地域の人から得るには、この活動がどのようなものなのかが普及しないと、協力してもらえません。お庭・駐車場などの私有地をお借りしないとできない活動でもあり、地域の皆さんのご理解が必要なのです。
そこでHAROでは、このTNR活動の啓蒙活動をし、地域の野良猫問題を解消することから、活動してくださっているボランティアさんが、地域の方に、「ありがとう」「頑張ってね」など声をかけてもらえるような環境作りに努めたいと思っております。
②「置き餌は他人に迷惑だけでなく、猫がもっとも迷惑 」啓発 プロジェクト
心お優しいお気持ちから、野良猫に餌をあげてくださる方がたくさんいらっしゃいます。
通りすがりに餌をあげる人、また考えも無しに「餌やりマナーエチケット」を守れず、猫がかわいそうとあげる方がいます。
今や、猫の餌やりは、基本的なルール(あげる→食べるのを待つ→片付ける&周辺のお掃除)があります。
しかし、このルールを知らない方たちは、買った猫餌をそのまま地面に置く、缶詰(汁が入っている魚の缶詰)を地面に直接盛る、フライドチキンなど人間の食べ物をそのまま置くなどをして、そのまま去ってしまいます。
残飯・容器(プラステック皿)などが残っている場合、不衛生であり、明らかに誰かが片付けなければなりません。 片付けをさせられている人は、置いた人が悪いとだけ思ってくれるでしょうか? そうではありません、猫がここにいるから悪いと、猫に矛先が向かい、猫をいなくさせようと保健所などに連絡をし、殺処分をしてしまう可能性があります。
多分、可哀そうだからと餌をあげて下さっている方は、猫好きだからそんなことを想像もしていないと思います。ここに気づいて頂けたら、きっとご協力して下さり後片付けまできちんとして下さると思います。
また、猫は、猫嫌いな人が騒ぐのを知っているかのように、身を潜めて暮らしています。何年も片づけをしっかりしている餌やりさんが他人の駐車場などで餌あげをしていても、その家の人はそこに猫が毎日来ていたことすら気が付かなかったと聞きます。猫は警戒し身を潜めながら暮らしています。残飯・容器の残しは、猫がいることの証拠にもなり、虐待犯・猫捕りなどに居場所を教えてしまうことになります。また近隣トラブルの原因になります。
このようなリスクがあることを知ってもらいと思い、こちらのポスター・チラシを作り、世間で非難されている「無責任なえさやりさん」を啓発できるよう努めていきたいと思っております。
させられた人の怒りの矛先が猫向いてしまいます。道路に直接置かれた餌も猫が残したら、ゴキブリが来てしまい誰かが片づけをしないといけないことになります。
は、そこまで考えてはいないので、片付けることもせず置き餌(あげて片付けない餌のやり方)です。
しかし、場所によってですが、特に定期的毎日餌やりをしてくださる餌やりさんがいる場所では、十分に生きていけます。猫たちはふっくらとしています。
そのような猫たちは、定期的な時間だけ餌やりさんと会うため表に出てきますが、あとは虐待等に遭わないよう防衛本能からか、ひっそりと身を潜めて暮らしています。
その置き餌から、猫がいることがバレてしまうということも多いようです。どうか身を潜めて暮らしている猫に平穏をください。
あげてくださるなら、片づけまでお願いいたします。
猫ボランティアさんの地位向上と環境を整えたいと思います。
とても素晴らしいことをしてくださっているにもかかわらず怪しいと思われ
この手法が認知されておらず、地域の方々にご理解を得られず、ボランティアさんが困ることが多いので行政も保健所も地域猫政策を推進している自治体が多いにもかかわらず、地域猫のボランティアへの評価はまだ高くない。考えられる理由として、
そのように、周囲から理解して応援をしてもらえるはずの活動ですが、知らないがために怪しいしい人になってしまい、